娘は医師になる~目指せ 都立中高一貫~
皆さんこんにちは。四季茂夏です。
私には、二人の娘がいます。
長女が小学6年生で、次女が小学4年生です。
2018年から2019年にかけての年末年始、長女はをずっと塾に通います。
本人の夢の実現のために。
今日は、そんな長女の夢とそれを実現するにはどうしたらよいのか。
小学1年から6年までにかかった通信教育と塾の費用について書いていきたいと思います。
それに加えて、医学部の学費についても少しだけ書いていきたいと思います。
長女の夢とは
長女は、小学1年生の時から『お医者様』になりたいと言っています。
きっかけは、母親(私の妻)が看護師であり、日頃から医療現場についての話をする機会が多いこと。
もう一つは、テレビで医療に関するドラマ等をよく見ていたことです。
産科をテーマとした『コウノドリ』やフリーランスの外科医を描いた『ドクターX』をはじめ、『コードブルー』や『医龍』なども大好き。
それと、『スーパードクター』といった番組に関しては、何よりも優先してみている感じ。
テレビにくぎ付けです。
それと、長女にとって一番の動機は、本人が中耳炎の治療のために入院した時の、医師達の対応につきます。
医師の医療に対する思いを目の当たりにして、圧倒されたようです。
小学1~2年生
『お医者様』になりたい長女は、小さな頃から『お勉強を頑張る。』と言っていました。
小学校に入学してからも、保育園の時から始めていたZ会の通信講座を続けていました。
毎月、新しい教材が届くと、嬉しそうにガンガン問題を解いていきました。
〇この頃の塾等にかかった費用(1年間)
Z会 50,400円
小学3年生
小学3年生になると、Z会の問題も難しくなります。
長女が分からないところを親に聞くと、親の説明は分かりづらいらしく、長女は不機嫌に…。
長女と母親の戦いが日常的に繰り広げられました。
長女も母親も、そんな毎日が嫌になりました。
そして考え抜いた結果、塾に行かせることを決意しました。
とは言え、普通のサラリーマンである私にとって、高額な月謝の塾は生活が厳しくなり、通わせることはできません。
色々と調べた結果、小学3年生は月謝無料(教材費・模試代は別)という塾を発見。
この塾は、公立の中高一貫(中等教育学校)受検を得意としている塾で、家計的に中学から私立へ行かせるには厳しいと考えている私たち家族にとっては好都合な塾でした。
小学3年の5月から塾に通い始めました。
〇この頃の塾等にかかった費用(1年間)
塾 約38,880円
〈内訳〉
塾(週1) 0円/月
塾(模試・教材費 前期分) 19,440円
塾(模試・教材費 後期分) 16,200円(明細紛失のため記録による)
不思議教室(3回) 1,080円/回
小学4年生
新小学4年生(2月から)になると、塾の月謝無料期間が終了しました。
教材の量も増えますが、春期講習や夏期講習、冬期講習等のお勧めも頻繁に…。
さすがに小学4年生では必要ないのかな思いつつ、長女の意見も聞いてみる。
「校長は、取った方がいいと言っているし、早くしないと締め切りになっちゃうみたい。普段の授業についていけないとも言われたし、友達も行きそうだし・・・。」
って、不安そうな顔をしていた。
凄く子どもを煽(あお)っている感じがしましたが、子どももやる気があるというので、子どもの気持ちを尊重してみました。
〇この頃の塾等にかかった費用(1年間)
塾 269,630円
〈内訳〉
塾(週1) 11,880円/月(8月分は無し)
塾(模試・教材費 前期分) 25,920円
塾(模試・教材費 後期分) 21,600円
春期講習料 14,040円
4月販売教材 6,650円
夏期講習料 38,880円
冬期講習料 31,860円
小学5年生
新小学5年生になると、塾に行く回数が増え、1週間に3回になりました。
勉強の量もかなり増量し、新小学5年生になりたての頃は、長女が弱音を吐いたり、泣いたり、親と喧嘩したりすることも…。
凄く苦しそうに見えましたが、話をしっかり聞いてみたり、気晴らしにお出かけしてみたりと、色んな工夫をしてみました。
1か月くらい経過すると、その生活が当たり前のようになり、慣れてきたようで、本人は楽しそうに生活を送っていました。
学校、家、その他色々なところで、自分で考えて行動できる範囲が飛躍的に増えて、とても充実した生活を送れているようでした。
また、5年生では夏・冬期講習に加えて、各種合宿が催され、経験のためにも1回行ってみることにしました。
(子ども本人から、春休みは沢山遊びたいとの申し出があったことから、春期講習は受講せずに、近所の本屋さんで買った計算ドリルをやることにしました。)
〇この頃の塾等にかかった費用(1年間)
塾 592,792円
〈内訳〉
塾(週3) 27,000円/月(8月分は無し)
塾(模試・教材費 前期分) 45,360円
6月合宿 21,600円
塾(模試・教材費 後期分) 37,800円
夏期講習料 113,832円
冬期講習料 77,200円
小学6年生
小学5年の2月になると、「新6年生」と呼ばれ、学ぶことの必要性を自ら理解し、勉強するように促さなくても、隙間時間で勉強をするようになっていました。
1週間のうち、土曜日以外は塾に通います。
長女にとって、厳しすぎるかな?大丈夫かな?と心配する毎日です。
しかしながら、本人はしっかりとモチベーションを維持し続けています。
少しつらそうな顔をするときがありますが、聞いてみるとお友達の関係の話がほとんど。
後は、先生に怒られた時もかなり落ち込んでいました。
(授業中に友人に話しかけられ返事をしていたら怒られたという…。)
合宿の時には、行く直前で涙を流すことも…。
「強くなれるから」とか、「自分を信じて、自信を持って」とか、抽象的な何とも言えない応援しかできない自分が情けない。
今日(大晦日)も、合宿に行っています。
〇この頃の塾等にかかった費用(1年間)
塾 1,409,832円
〈内訳〉
塾(週3 2月~7月) 41,040円/月
塾(週3 9月~1月) 47,520円/月
塾(模試・教材費 前期分) 45,360円
塾(模試・教材費 後期分) 43,200円
春期講習料 54,000円
春講オプション 22,680円
夏期講習料 249,480円
冬期講習料 202,500円
都立中合判① 4,320円
都立中合判② 4,320円
都立中合判③ 4,320円
都立中合判④ 4,320円
4月GW特訓 19,440円
5月GW特訓 38,880円
販売教材 4,320円
後期日曜特訓 36,720円
後期日曜特訓2 45,900円
後期日曜特訓3 18,360円
後期日曜特訓4 9,180円
都立中模試 4,320円
都立中模試② 4,320円
都立中直前合判 9,180円
6月合宿 21,600円
清里合宿 37,800円
小6直前特訓 41,472円
小学校での塾(通信も含む)の費用
小学校6年間でかかる費用は…
Z会(小1~小2) 約 100,800円
塾(小3) 約 38,800円
塾(小4) 約 269,630円
塾(小5) 約 592,792円
塾(小6) 約1,409,832円
小学校6年間 約2,411,854円
小学校の6年間で、2,411,854円。
1年あたり 約402,000円
1か月あたり 約 33,500円
均せばこんなものかもしれませんが、小6の1年間で150万円弱は相当辛いです。
医学部の学費について
私の長女は今年度が中学受験で、まだ、合否が分かりません。
しかし、合格しようが、不合格であろうが、娘の夢は恐らく簡単には変わらないと思います。
だから、医学部に進学した時のことを想像しながら、6年間の学費がどのくらいなのか調べてみました。
(国立)
〇一律で 3,500,000円
(私立)
〇国際医療福祉大学 18,500,000円
〇順天堂大学 20,800,000円
〇慶応義塾大学 21,999,600円
※上記金額は、医学部受験マニュアルから引用しています。www.med-pass.net
このような金額を見てしまうと、サラリーマン家庭で私立の医学部を目指すことは現実的ではないのか…。
小学校時代の塾の費用でもヒィヒィ言っているのに…。
私立は一番安くても、単純計算で一年間に300万円強要。
奨学金が借りれるとは言うものの、一種のローンと同じだし。
とは言え、娘が努力しているのに、親が弱音を言ってしまってはいけません。
お金のことは、何とかなるようにしないと。
終わりに
私が小学生の頃は、夢も明確でなかったし、遊んでばかり。
娘の純粋な夢が、どれだけ素晴らしいことなのか…。
毎日、叱ったり、うるさいことを言ってしまっているけれど、本当は脱帽状態です。
中学受験は一つの通り道。
結果はどうであれ、夢を目指し続けられるように、一緒に頑張っていきたいです。