『太るため』に必要な~プロテイン~
あなたが太れない理由には、タンパク質が圧倒的に足りていない可能性があります。
タンパク質が足りないと、どんなにストイックなトレーニングを積んでも、身体のボリュームアップは期待できません。
ここでは、痩せている人がプロテインを飲んで、理想の身体をゲットするため、プロテインって何なんだろう?という疑問を解決するために、書いていきたいと思います。
1 プロテインについて
1-1 プロテインとは何か
みなさんは、プロテインというとどのようなイメージをお持ちですか。
ボディビルダーやプロアスリート、激しくトレーニングをする人などが飲むものと思われるかもしれません。
プロテイン(protein)は、タンパク質のことである。
とあります。
そう、タンパク質なんです。
プロテイン(タンパク質)は人間の身体をつくるために必要な三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)のうちの一つなんです。
なので、プロテイン(タンパク質)はボディビルダーやアスリートだけでなく、どんな人にも必要な栄養素なのです。
ただ、日本で一般的にプロテインというと、他の栄養素をバランスよく配合したサプリメントを指すことが多いです。
健康的に太るように、このサプリメントのプロテインをうまく利用していければとても良いです。
1-2タンパク質の必要量
痩せている方は、食事の量が少ない人が多いので、身体に必要なタンパク質の量を摂取できていない人が多いです。
成人1日に必要なたんぱく質の量は…
■ Point ■
一般の人 体重1kgあたり1g
すなわち、体重50kgの人は50gのプロテインが必要なのです。
タンパク質の含有量が多いと有名な納豆は1パックに約8.5g程度のタンパク質が含まれています。
なので、1日3食それぞれ1パックずつ食べると、25g程度のタンパク質が摂取できます。
あと、25g位は他の食品で取れているのではないかと思うかもしれませんが、意外にハードルが高いです。
食品の多くに、タンパク質は含まれていますが、含有量はに少ないです。
例えば
ごはん1杯(150g) 約3.8g
食パン1枚(6枚切り) 約4.9g
うどん1杯(150g) 約3.7g
そば 1杯(150g) 約7.2g
パスタ1杯(150g) 約7.8g
みたいな感じです。
納豆を朝昼晩と3パック食べ、パスタを朝昼夜の3回食べたとしても、1日の摂取量50gには達しません。
朝食でパンを、昼食でパスタを、夕食でご飯を食べるだけだと、約16.5gしか取れません。
おかずを一緒に食べるとは言え、必要量が取れていないことが多いです。
このまま、この食習慣を続けると、髪の毛や皮膚がカサカサになったり、トレーニングをしても筋肉がつかなかったりと良いことはありません。
単に老け込んでいってしまいます。
1-3 プロテインの活用
1日に50gのタンパク質を、普通の食事だけで摂取することは、結構難しいと思います。
なので、プロテインを活用します。
プロテインの種類によってタンパク質の含有量に差があるので、商品ごとに確認する必要があります。
また、値段もかなりバリエーションがあるので、自分に合ったプロテインを探す必要があります。
プロテインの種類は沢山ありますが、メジャーなのは2つです。
①のソイプロテインは、大豆でできているので、牛乳が嫌いな人はこれも良いでしょう。
ただ、水に溶けにくい商品がほとんどで、味が良いものは殆どないでしょう。
タンパク質の吸収がゆっくりという点も特徴の一つです。
②ホエイプロテインは、今、一番主流となっているものだと思います。
色々な味が出ていて、水や牛乳にも溶けやすいので、飲みやすいものが多いです。
タンパク質の吸収が早いという特徴があります。
初めてプロテインを飲む人は、プロテインの味が自分の好みと異なることが多いため、少し割高になると思いますが、少量の購入をお勧めします。
自分の口に合ったら、そのプロテインの大きいものを買うようにします。
飲み方ですが、牛乳と一緒に飲むとさらに幅広い栄養素の摂取が期待できますが、お腹がゆるくなる人も多いと思います。
水で飲んでも美味しいものもありますので、自分のお腹の調子を確認しながら飲みましょう。
また、量については、一般的な飲み方が書いてあります。
一般的な量を飲めるのであれば飲んだ方が良いです。
しかし、無理して飲む必要もないので、少量から始めても良いと思います。
■ わたしの失敗 ■
太りたいと思うたびに、プロテイン1kgを購入。
仕事が忙しくなり続かず、しばらく放置。
再び太りたいと思ってプロテインを開けると、何となくカビっぽい。
そして廃棄。
小さいサイズにしておけばよかった・・・。
1-4 注意する点
注意してほしい点が4点あります。
①痩せている方は、太りたい思い一身で”WEIGHT UP”をうたう商品を購入したくなります。
"WEIGHT UP”系のプロテインは、タンパク質の含有量が少ないものがほとんどです。
なので、トレーニングをするのであれば、一般的なプロテインを摂取するようにしましょう。
②プロテインはモノによって、飲んだ後、お腹が相当張るものもあります。
お腹が痛くなったり、気持ち悪くなったりすることもあるので、無理は絶対にやめましょう。
③太りたいからと言って、プロテインを飲みすぎないようにしてください。
上で書いたように、タンパク質の摂取量は体重1kgあたり1gが目安です。
体重50kgの人が、1日にタンパク質を120gとるなど、必要以上に摂取しても肝臓や腎臓に負担をかけるだけでメリットはありません。
薬ではないけれど、容量をしっかり守りましょう。
④プロテインだけに頼らないで、食事もしっかりとるようにしてください。
プロテインは他の栄養素もバランスよく配合されていますが、プロテインだけでは取れないものもあります。
トマトが身体に良いからと言って、トマトだけ食べていても健康になれないのと同じで、色々なものを幅広く摂取するようにしましょう。
2 まとめ
痩せている方にとっても、プロテインはとても心強いアイテムになります。
自分に合ったプロテインを探し、摂取することにより、速やかに”ガリガリスパイラル”がら脱して、健康的な生活が送れるようにしましょう。