『虚血性大腸炎』で入院に!!入院中の生活を書きます!!(2)
こんにちは、四季茂夏です。
今日は、先日私が経験した『虚血性大腸炎』で入院した際の生活について、(1)の続きを書いていきたいと思います。
(1)では大腸内視鏡カメラの検査のために、下剤を2L飲んだことをお伝えしました。
そして、腸内が洗浄されたので、ようやく検査になります。
大腸内視鏡カメラ検査
看護師に連れられて、検査室に入ります。
検査室の中は照明がついているにも関わらず薄暗く、モニターなどの機器が所狭しと並んでいました。
さっそくベッドの上に横になるように指示されたので横になると、若い女医が2名とベテランと思われる男性医師が1人、そして看護師と思われる女性3名が私を囲む。
お尻を見られるのか・・・。少し恥ずかしい・・・。とか思っていたけれど、あっけなく検査開始です。
女医は、
「入るときと、入ってすぐのS状結腸という部分と、少し進んでから大きく曲がるところの3カ所は痛むかもしれませんけど、その時は言ってください。」
と言われた。
チョット心配だったけど、正直、全然痛くありませんでした!
(医師の腕にもよるかもしれませんが。)
ただ、大腸が曲がっている部分をカメラが通過するときには、今、何となくこの辺りを通過しているんだというのが分かる程度。
自分の目で、モニターを見る余裕もありました。
カメラが小腸の手前に達すると、そこから引き返しながら大腸をゆっくり見ていきます。
下剤2Lを飲んで、大腸を洗浄したはずなのに、まだまだ便のカスが散見されました。(その時には、カメラに付属しているスプレーのようなもので洗浄してくれました。痛みはなし。)
時々、大腸のしわしわの部分を見るときにエアーのようなもので大腸を膨らませ、しわを伸ばして細部まで見たりもしていました。
私の大腸はほとんど問題なかったようですが、下行結腸(左の下腹部当たり)の部分だけ、浮腫んで赤かったり白かったりしていました。
どうやらここから出血していた模様。ぱっと見、私のような素人にはどこで出血しているか全く分かりませんでした。
時計を見ていなかったので、正確な時間は分かりませんが、恐らく10分とか15分くらいで検査完了。
部屋に戻って横になっていたら、医師が来て検査の結果を説明してくれました。
『虚血性の大腸炎ですね。』
私の病名がやっと判明。
でも、しばらくは点滴&絶食が決定!
絶食が続いて、食事の時間になると、他の人の食事のにおいがとても羨ましく感じた。
入院4~5日目
看護師さんが定期的にやってきて、検温・血圧測定と点滴の交換が続いた。
明日から、食事が出るらしい。
そして、シャワーも解禁とのこと。
病院の図書室にあった、ドラゴンボールを1巻から22巻まで読み終える。
入院6日目
検温・血圧測定・点滴交換は今日も継続。
自分のベッドにも食事が運ばれてきました。
やったー!久しぶりに食事だ!!って思ったのもつかの間で、ごはん茶碗の蓋を開けてみると、ご飯粒がない!!
重湯でした。
重湯だったけど、看護師さんからよく噛んで食べるよう言われたので、頑張って30回は噛んでみた。(時々、思わず10回くらいで飲み込んじゃう時もあったけど・・・。)
すっごい美味しさを感じられた。
でも、3食重湯っていうのは・・・。もういいかな・・・。
そして、久しぶりのシャワー。と言っても髪の毛洗うだけだった!!
暑くて何となく汗ばんでいたから、全身シャワー浴びたい!
入院7日目
検温・血圧測定は今日も継続。
なんと、点滴外れました。
食事もそれなりのお粥になっている(恐らく5分粥か)
漬物みたいなのも付いてきたし、おかずは充実!
そして、全身シャワーが浴びれるように!
気持ち良すぎるぅぅ。
入院8~9日目
入院7日目と同じですが、食事の量がだいぶ増えた。
そして、9日目は普通のご飯に・・・。
看護師さんからは、明日(10日目に)退院の可能性があることを告げられる。
病院での過ごし方やシャワーの使い方等々、だいぶ慣れてきて、入院生活にやっと楽しみが感じられるようになってきたのに、少し寂しい。
ドラゴンボールは36巻まで読み終わった。
入院10日目
退院。
体重は6kg痩せていました。
げっそり&少しふらふら。
家に帰っただけなのに疲れてしまい、直ぐにお昼寝。
ちょっとずつ、体力を戻していきたいと思う。
まとめ
今回は、生まれて初めて入院をしたし、大腸内視鏡カメラも体験した。
色々な体験ができたけれど、10日間程度の入院だと、意外に自由な時間も過ごせず、何もしないで退院してしまった感がある。
やはり、日頃から不摂生を正して、健康な生活を送ることが一番良いのだと思った。
皆さんも、水分のとり方などよく考えて摂取するよう心がけることをお勧めします。