SHIKISHIGE 's BLOG

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あなたの便秘は大丈夫?繰り返す便秘により痛む大腸『虚血性大腸炎』になった!!

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こんにちは、四季茂夏です。

今日は、私が経験した大腸の病について書いていきたいと思います。

 

皆さんは、日頃からお腹の調子はいかがですか。

毎日、健康な便が出ていれば素晴らしいことですが、中には便秘が続く人、下痢が続く人、便秘や下痢を繰り返す人・・・等々、お腹の調子を整えるのに気を使っている人はたくさんいると思います。

 

私も小さな頃からお腹が強いわけではなかったので、下痢をすることが多かったです。

大学生の頃は、小田急線の町田駅から総武線水道橋駅までの全駅のトイレの場所を把握するほど、お腹が弱く、下痢を繰り返していました。

 

当時は、成城学園前駅のトイレが改修中で一つしかなく、長蛇の列ができていた時は、成城学園のトイレをお借りするなど駅の外のトイレの場所も一部把握するほどでした。

 

因みに、この時病院にかかってみたら『過敏性腸症候群』と診断されました。

 

社会人になって、下痢も多かったのですが、トイレを我慢するなどして、いつの間にか便秘になる割合も増え、便秘と下痢を繰り返すようになりました。

 

いつの日か、下痢ではなく便秘に悩むようにもなっていました。

 

そんな状況の中、私は『虚血性大腸炎』になることに・・・。

 

 

虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎とはざっくり言うと、大腸に栄養する血管の血流が悪化し、粘膜の弱った部分が傷んで潰瘍になったり壊死したりするもの。

 

女性や高齢者がなることが多いようです。

医師曰く、若い男性がなることも、最近は増えているとのこと。(因みに、私は男性(30代)です・・・。)

 

原因は、便秘による腸管の中の圧が高まることや、動脈硬化に伴う循環障害などが関与しているようです。

 

類型としては、「一過性型」、「一過性型(狭窄型)」と「壊疽型」があります。

 

一過性型は安静にしていれば、1~2週間で治ります。対症療法のみです

一過性型(狭窄型)や壊疽型は手術が必要になります。

 

私の症状

私が『虚血性大腸炎』になった時の症状は以下のとおりでした。

〇左下腹部の嫌な感じ→間もなく激しい痛み

〇トイレに駆け込んでも暫く便が出ない

〇突然の発汗(気温が高くなくても暑く感じ、汗が流れた)

〇コチコチの便が少し出始める

〇その後、大量の下痢

〇そして血便(ザリガニみたいに赤いのが出ていた)

主な症状としてはこんなもんでしょうか。

 

私は、血便自体が初めてだったので、便が何となく赤いのは分かりましたが、これが血便と分からず。

しかし、尋常な感じではなかったので、妻にも見てもらいました。

(妻は看護師なので、何となく頼ってしまった。)

 

そして、妻も

「血便だと思う」

というので、スマホで写真を撮り、速やかに病院に行くことにした。

(さすがに写真をアップするのは控えます。)

 

虚血性大腸炎の診断(クリニックでの診察)

私がこの症状を訴えたのは、土曜日。

まずは、家の近くの休日診療をしているクリニックに行ってみました。

医師に症状を説明し、スマホの写真を見せました。

医師は冷静に

「血便だね」

って・・・。

検査をしないと詳細は分からないので、月曜日になったら大きな病院に行くようにと、紹介状を書いてもらいました。

 

整腸剤を処方されるとともに、月曜日までは絶食&ポカリスエット又はアクエリアスを飲んでしのぐよう言われました。

 

虚血性大腸炎の診断(病院での診察)

月曜日になり、紹介状を手に握りしめ病院へ行きました。

この時のお腹の痛みは、最も痛い時を「10」とすると「8」くらいの状態です。

診察室に入り、症状の説明をする。

すると医師は、

「じゃ、横になって。お尻を見ますから。」

と言い、医療用の手袋を装着し、潤滑剤のようなもの塗っていました。

そして、私の肛門へ指を入れる。(意外に痛くなかったです。)

「まだ、出血してますね。・・・入院できますか。」

 

入院!!!!そんなにヤバいのか?

でも、検査をしないと原因が分からないようなので、入院することに。

(入院中の流れは、追って書いていこうと思います。)

 

検査の結果も踏まえ、診断されたのが『虚血性大腸炎(一過性型)』でした。

 

今思うこと…虚血性大腸炎の前兆

私がお腹の痛みを感じる前は、便秘は続いていたものの、特にお腹がゴロゴロすることもなかったです。

 

家族で“人生ゲーム”を楽しんでいたほどです。

“人生ゲーム”をやっていた途中で、なんとなくお腹に違和感を感じ、昼食のカップラーメンが良くなかったかなぁ・・・って

思っていたらどんどん痛くなる感じ。

 

前兆という前兆なんて感じられなかった。

 

今思うこと…前日の不摂生

症状が出る前日の金曜日は、一日中、仕事で現場調査のため外を歩いていました。

水分をあまり摂らず、1日でペットボトル(伊右衛門 500mL)を1本飲んだ程度。

夜は同僚と飲んでいた。ビールがとても美味しく感じた。

 

今思うと、昼間は沢山汗をかき、水分もあまり摂らず、アルコールを大量に摂取。

これが体内の水分不足を生み出し、脱水へとつながったのだと思う。

 

そして脱水により、血流が悪化し、虚血性大腸炎に至るといった具合だったのです。

 

まとめ

不摂生は本当に良くないのだなと、また、水分摂取の重要性も改めて感じました。

 

水分の適時・適切な摂取により、血流を良好に保つことが、熱中症対策になるだけでなく、様々な体の不具合防止に役立つのだと思いました。

 

余談

ガリガリだった私は、筋トレを少しづつ継続し、2年間で体重を5kg増やすことに成功しました。

しかしながら、この入院10日間で6kg痩せてしまいました。

神様は私をガリガリから中々脱出させてくれない。

 

これから、少しずつ、摂生&筋トレをするように努めていきたいと思います。