『太るため』の~体調の整え方~
あなたは、太るためにはどのように体調を管理すべきか考えたことはありますか。
痩せている人は、身体が弱い人が多く、何かいつもと違うことをすると直ぐに体調を崩し、そして体重減少へと結びついてしまいがちです。
一体、どのように体調管理をすべきか、日頃、少し気をつかうことで改善できることを書いていきたいと思います。
1 体調管理の基本
1-1 朝起きたらやること
みなさんは、朝起きたら何をしますか。
私は朝起きると、必ず尿意を催し、トイレに行きます。
そして、トイレに行った後は必ず手を洗い、ついでにうがいをします。
寝る前に歯を磨いたとしても、一晩寝ているだけで、口の中の環境はとても不潔な状態になります。
そのままの状態で、朝食をとると、お腹の中に不潔なものが入り込み、体調不良の原因にもなります。
朝起きたら、確実にうがいをしましょう。(歯磨きができればより良いです。)
うがいは、ブクブクうがい1回とガラガラうがい2回。そして、その後に、お水を少し飲みましょう。
水を飲むのは理由があります。
寝ている間に、人は汗をかいていて、体内の水分が足りない状態になります。 (血液はドロドロ状態です。)
水分を補給するとともに、水分が胃腸に入ることにより、刺激され、胃腸の動きが活発になります。
食欲の増進にもつながります。
■ Point ■
朝起きたら、手洗い、うがいと少量(コップ半分くらい)の水を飲む。
これを徹底しましょう。
※冷たい水を飲んだり、沢山飲んでしまうと、お腹が痛くなったりして逆効果になる場合もあるので、まずは、少量ずつかつ常温の水をとるように心がけましょう。
1-2 食前にできること
一般的に、食事は朝食、昼食、夕食と、1日に3回機会があると思います。
その他に、おやつの時間があったりするかもしれません。
基本中の基本ですが、食事(おやつも含む)の前は、必ず手洗いとうがいをしましょう。
前にも書きましたが、少しでも雑菌等、体内に取り込むべきではないものを排除しましょう。
■ わたしの失敗 ■
冬になると、ノロウィルスやロタウィルスが流行ります。
特にドアノブを触ったりしていなかったのですが、どうやらパソコンのキーボードが汚染されていたらしい。
流行性胃腸炎にかかり、そのまま体重3kg減。
元に戻るのに、2週間かかりました。
1-3 食後にできること
食事が終わったら、歯をしっかり磨きましょう。
口内環境を改善することで、胃腸へ不潔なものが入りにくくなることと、虫歯や歯周病を予防します。
虫歯になると痛い⇒食欲がなくなる⇒体重が減少⇒痩せていく
といった、”ガリガリスパイラル”から、こういう細かいことの積み重ねで脱することが可能になっていきます。
人によっては、外出中で歯磨きができない方もいると思います。
そんな時は、小型のマウスウォッシュで口内清掃する。
それもできないようであれば、水でうがいをするだけでも、リスクは低減されます。
1-4 寝る前にやること
帰宅が遅くなり、夕食を食べてからすぐに寝る人もいるかと思いますが、胃腸には良くありません。
とは言え、改善できるならした方が良いですが、時間に追われている人もいると思いますので、夕食は消化に良いものを食べます。
食べ過ぎは絶対にいけません。(翌朝、絶対に体調が悪くなります。”ガリガリスパイラル”に陥ります。)
また、布団やベットの中で、改めて、背筋をゆっくり伸ばしましょう。(20秒くらい×2回。あまり激しくやると目覚めてしまいます。)
それと、帰宅後は必ず風呂に入ったり、シャワーで身体を清潔に保ちましょう。
お風呂やシャワーの後には、鏡で自分の身体を確認しましょう。
トレーニングをしていれば、その体つきが少しずつ変化していきます。
清潔になって、トレーニングの効果が実感できれば、どんどんやる気が出てきます。
2 意識改善
2-1 姿勢を意識する
社会人でも学生でも、デスクワーク(椅子に座って作業や勉強などすること)は多いと思います。
椅子に座って作業や勉強をしていると、どうしても前かがみになりがちです。
すると、胃や腸が圧迫されて、胃や腸にストレスがかかってしまいます。
ストレスがかかると、お腹がすかなかったり、お腹が痛くなったり、消化不良が起きたりと良いことはありません。
そのため、1時間に1回は立ち上がるとともに、背中をそらし、脇腹もそらしましょう。
職場でラジオ体操などがあれば、積極的にやりましょう。
胃腸に良いだけでなく、ちょっとしたストレスも晴らすことができます。
歩く時や座るときも姿勢を意識するととても良い効果があります。
痩せている人は、歩く時に猫背になっている人が多いです。
自信をもって胸を張り胃歩くことを意識すれば、骨格のゆがみも少しずつ改善され、かつ、良い姿勢を保つための筋肉も鍛えられます。
座っている時も、頭とお尻が上下同一線上になるように心がけましょう。
痩せている人は筋力が弱いので、腰猫背になったり、猫背になったり・・・。胃腸への負担が大きくなります。
姿勢を正すことは、初めのうちは、意識していても直ぐに忘れてしまいがちですが、意識を繰り返しているうちに、筋力が鍛えられ、慣れてきます。
■ Point ■
継続は力なり。
姿勢を意識して、自信を取り戻す。
基礎的な筋力アップを目指す。
2-2 トイレで体調を確認
みなさんは、毎日、便が出ていますか。
便秘の人でも、1日に1回は必ずトイレで排便するよう意識しましょう。(出なくても意識する。)
また、出た便の色や形、匂い等を観察しましょう。
血便やタール便といった異常な便を確認した場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
また、消化不良で食べた食物がほぼ形を変えずに排出される場合もあります。
咀嚼が足りなかったり、消化能力が衰えていたりと、その原因を自分なりにしっかり考えてみましょう。
便は、体調を確認するうえで、非常に重要なツールとなります。
排便してすぐに流すのではなく、確認しましょう。
■ わたしの失敗 ■
下痢と便秘が続いていましたが、恥ずかしさと忙しさを理由に、医療機関を受診しませんでした。
でも、それは胃腸が不調であるサイン。そんな状態が続いていたらどんなに食べても消化不良で体重増加は見込めません。
ドクターからは、我慢せず相談してくださいと優しく諭されました。
3.今日のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日書いたことは、小学生でも知っていることかもしれません。
日頃の忙しさで、細かいところまで中々実践することは意外に難しいと思います。