東京人だけでなく みんな確認すべき!『東京防災』
9月って、過去から災害や大きな事故(事件)が多いのは気のせいでしょうか。
9月6日午前3時8分頃には北海道で「北海道胆振東部地震」が起こりました。
最大震度は7。
山肌が大規模な範囲で崩れ、住宅が巻き込まれ、生き埋めになって、犠牲者が出ています。
液状化現象により、市街地でも被害が出ています。
9月4日には大阪府を中心に台風21号の影響で、大きな被害が出ています。
関西空港が冠水して機能を失ったり、トラック等の車両が簡単に横転してしまうなど、強風による被害も深刻でした。
過去にさかのぼると、1923年9月1日には関東大震災があり、地震や地震による火災により、多くの方が亡くなっています。
最近では温暖化(もう、温暖化なんて生易しい表現ではなく「灼熱化」とでも言うべきではないでしょうか。)の影響で、過去に類を見ない災害が色々と発生しています。
また、2001年9月11日には、アメリカ同時多発テロ事件もありました。
2機の旅客機が、ニューヨークワールドトレードセンターに衝突するところは、現実の事とは思えないほど恐怖を感じました。
災害や大規模な事故(事件)が起こった時に、国、都及び市からの援助、いわゆる「公助」には限界があると思われます。
「公助」に頼るのでなく、自分の身は自分で守る必要があると感じ、以前、東京都で各戸に配布された書籍を改めて確認することとした。
おすすめしたいアイテム
東京都発行 「今やろう。災害から身を守るすべてを。東京防災」
価格 140円
安い!
書店でも、ネットでも買えるなんて。
(取り扱いのない書店もあるようなので、お買い求めの際はお店に確認してください。)
これ、絶対勝っておいた方がいいです。
電子書籍も無料で配布しています!!!
目次を見てみると・・・
01 大震災シミュレーション
02 今やろう 防災アクション
03 そのほかの災害と対策
04 もしもマニュアル
05 知っておきたい災害知識
最後に漫画「TOKYO“X”DAY」
となっている。
実際に読んでみた感覚
〇シーン毎でシンプルに解説されていて分かりやすい
〇重要かつ直ぐにできることについては“今やろう”マークがあり分かりやすい
〇地震だけでなく、大雨・暴風、テロ、感染症や火山噴火などについても対策が書かれている
〇心肺蘇生法や止血、消火器の使い方や新聞紙で暖を取る方法等、災害以外でも使える知識が豊富
〇“今やろう”とあっても、今まで何も対策をしていない人は、直ぐには出来ないくらいの量のやらなければいけない事がある
〇とは言え、少しずつ備えておかないといけないということが分かる。
こんな方におすすめ!
〇東京都在住の方
〇東京都の近くに住んでいる方
〇東京都に来る予定の方
〇東京都に関係なくても防災の意識が高い方。
(お住いの自治体でのルールがあると思いますので、まずは自分の自治体の対策を確認されたうえで、更に知識を深めたい方は読むべきと思います。)
〇中学生以上の方(中学生でも十分に理解できる内容だと思います。)
〇小学生未満の方(家族でしっかり話し合えば理解できるはずです。)
防災MAPもついていましたが、これは住んでいるところ限定資料のようです。
とは言え、このような内容を、自分の住んでいるところバージョンで作成してみると良いと思いいます。
※夏休みの宿題で、こんなのやったら評価も良いと思われますし、発災時はとても役に立つでしょう。
まとめ
自分が災害に出くわさないと、中々、他人事としてしか受け入れられないと思います。
私も、備蓄は3日分しかしていませんでしたが、東京防災を読んでいると、1週間分は必要だと感じました。
災害時は、想定外の事が必ず発生すると思います。
色々な想像を働かせて、辛い避難生活を少しでも緩和できるように、一人一人が備えておく必要があります。
See you next time.